稲佐の浜の海と弁天島

稲佐の浜|砂と祈りのバトン、神話へと続く静かな海辺

稲佐の浜

出雲大社

美保神社

砂がつなぐ祈り

稲佐の浜

ここは、神在月に

八百万の神々が最初に降り立つと伝えられる浜。

出雲大社を参拝する前、

私は小さな袋に、ほんの少しだけ砂をいただきました。

持ち帰る、というより“預かる”に近い感覚。

出雲大社の境内は、

驚くほど静かでした。

玉砂利の音だけが響いています。

稲佐の砂を納め、御砂をいただく。

ここでは砂はただの粒ではなく、祈りが移ろうための媒体。

出雲大社の御祭神は大国主命。

そして、その御子神が

美保神社に祀られている事代主命、恵比須様です。

父から子へ。

陸から海へ。

稲佐の浜の波と、出雲大社の森の静けさ、そして美保の海。

土地は、目には見えない線でつながっています。

私はその線の上を、ただ歩いている。

海へとつづく祈りについては、

美保神社の記事出雲神話の記事にも記しています。

  出雲大社でいただいたお砂。

2024年10月、神在月。

出雲大社の駐車場は全国ほぼ全てのナンバープレートがそろっていました。

稲佐の浜までの道路も、

稲佐の浜の駐車場に着いてからも、

そして浜に降りても、人だかりができていました。

神迎の神事が始まります。

一瞬。

日本海の海が動きました。波が浜に押し寄せます。

人だかりが一気にうねり、私は神様を迎えたことに気づきました。

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