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神仏の通ひ路
松江から美保関(みほのせき)へ向かう道は、いくつかあります。
多くの人は、駅や幹線道路を通るルートを選びますが、
静かにこの土地の風景を感じたいなら、中海の北側を通る道があります。
そこは、かつて神々が行き来したと語られる、「神仏の通ひ路」です。
中海の静けさ

中海に出るまではしばらく山道が続きますが、急に海が開け、空が広く海に光が反射しているのが見れます。
この道は、古くから神々が行き来する路として語られてきました。
この景色を眺めていると、神様が空から見守ってくれていることを、普通のことのように感じられます。
中海の北側を車で走る体験

9号線の道のりは地元の人にとっては通勤や通学などでも日常に溶け込んでおり親しまれています。
一方で、中海の北側の道は車通りも本当に少なく、中海の景色を独り占めできます。
境港・美保関へ
このまま真っ直ぐに進み、恵比須様の総本社「美保神社」のある美保関へ直接向かってもいいですが、
面白い体験をしたい人にとっては、通称「べた踏み橋」と呼ばれる一躍有名になった橋を渡り、境港で鬼太郎ロードを楽しむのもおすすめです。
昼は明るくにぎやかな妖怪の町。
さらに、夕暮れの港を歩き、夜にもう一度ロードへ戻ると、町は少し違う表情を見せ始めます。
→ 水木しげるロード~昼と夜を歩く|夕暮れの境港と、妖怪たちが集う夜
一方、このまま海沿いを進めば、恵比須様の総本社「美保神社」がある美保関へ。
美保関へと向かう道のりについてはこちらの記事で触れています。

べた踏み坂直前の寄り道
べた踏み橋直前のファミリーマートの横には、地ビールを作っている醸造所「大根島醸造所 Daikonshima Brewery」があります。
「ドジョウ掬いまんじゅうエールビール」や「いちじくエールビール」など地元の特産品とのコラボで有名です。

また、この周辺は牡丹で有名な、中海に浮かぶ島「大根島(だいこんじま)」でもあります。

四季折々の庭園風景を楽しめる由志園は、大根島を代表する観光スポットのひとつです。
また、地元の人たちからも愛される大正3年創業の地元でも有名な老舗うなぎ処「山美世(やまみせ)」もあります。

山美世では、中海の地下水に放った新鮮なうなぎを蒲焼でいただけます。
ちなみにうなぎは「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」の1つと言われ、宍道湖で撮れる代表的なお魚の1つです。


見上げるほどの傾斜が、空へ続いているように見えます。
江島大橋(べた踏み橋)。
全長1,446mの橋は、PCラーメン構造の橋としては日本一の長さを誇るそうです。
車のテレビCMで使われ有名になったのだとか。
この景色を実際に巡るなら
山陰は、小さな港町や湖畔の景色など、途中で立ち寄りたくなる場所がたくさんあります。
自由に寄り道を楽しみたい方は、レンタカーでの旅もおすすめです。、車があると自分のペースでゆっくり巡れます。
中海・大根島周辺の物語をたどる
-水木しげるロード~昼と夜を歩く|夕暮れの境港と、妖怪たちが集う夜
-大根島醸造所のお酒「ハニーブルーベリーサワー」と餃子のペアリング
-由志園|四季の移ろいを楽しむ大根島の日本庭園
-島根・美保関|日本海を望む岬の町と恵比須の伝承
-美保神社と青石畳通り|港町を歩く
出雲神話からたどる
– 出雲神話|大国主命と八上姫、恵比須誕生の物語
– スサノオとクシナダヒメの物語|八重垣神社と須賀神社をめぐる、出雲神話の旅
– 出雲神話とお酒|出雲だいこくエールとはまちの食卓
帰りはこの道の先で泊まる
-美保館|海辺の町で出会う文化財の宿
-境港の夜に泊まる|少しひんやり、妖怪の町を歩く2つの宿
さらに東へ進むと鳥取の海へ
-皆生温泉|日帰り温泉「汐の湯」
-夢のようで、少しこわい|鳥取の日本海と白兎神社の記憶
