出雲神話の舞台を流れる斐伊川に昇る朝日

出雲神話|大国主命と八上姫、恵比須様誕生の物語

Contents

  1. 大国主命とその兄弟
  2. 白兎の助け
  3. 八上姫との出会いと結婚
  4. 恵比須様の誕生
  5. あわせて読みたい神話の記事
  6. 美保関の物語をたどる
  7. 美保関の宿に泊まる
  8. この町へと向かう静かな路について
  9. さらに東へ進むと、鳥取の海へとつながっていきます

1.大国主命とその兄弟

出雲大社の御祭神「大国主命(おおくにぬしのかみ)」は 80人の兄弟の末っ子 として生まれました。

ある日、兄弟たちは、因幡の国に住む 八上姫(やがみひめ) という美しい姫に会いに行くことにします。

大国主命は荷物持ちをさせられて、旅の道中を兄たちと一緒に進みます。

2.白兎の助け

白兎神社のうさぎ像に置かれた白いハート形の石
△鳥取市にある白兎神社(はくとじんじゃ)のうさぎ像。因幡の白兎伝説を今に伝える神社です。

海岸を通る途中で、サメに毛皮を剝がされて泣いている白兎を見つけます。

兄たちは、大国主命や白兎を置いて先へ進みますが、末っ子の大国主命は白兎を助けます。

白兎はその恩返しとして、後に大国主命を八上姫のもとへ引き合わせてくれます。

この白兎の物語の舞台とされているのが、鳥取県にある白兎神社(はくと神社)です。

日本海に面したこの神社では、今も因幡の白兎の伝承が語り継がれています。

3.八上姫との出会いと結婚

八上姫は大国主命の優しさや誠実さに惹かれ、二人は結婚することになります。

因幡の白兎神話を表現した鳥取砂丘の砂像
△神話「因幡の白うさぎ」を表現した白兎神社にある砂像。大国主命と八上姫の物語が今も語り継がれています。

2人の結婚は、縁結びや家族愛の象徴 として語り継がれています。

出雲大社や美保神社では、この物語にちなんだ 縁結び・商売繁盛の信仰 が今も続いています。

更に松江市に足を延ばすと、大国主命以外にも、スサノオとクシナダヒメの恋物語が残る八重垣神社や須賀神社もあります。

4.恵比須様の誕生

美保神社で奉納される神楽と恵比須様の舞
△岩見神楽の中でも演じられる恵比須様。

そして、大国主命と八上姫の間に生まれたのが恵比須様です。

恵比須様は、商売繁盛や家族愛の象徴として全国の神社で祀られています。

美保神社は恵比須さまの総本社として知られ、出雲大社とあわせて参拝すると、縁結びや家族の絆を深めるご利益があると伝えられています。

筆者が美保神社を訪れた際にも、ちょうど結婚式が行われるところだったようで、神社のすぐそばに続く青石畳通りで、新郎と新郎のご家族が新婦の到着を静かに待つ姿を見ることができました。

美保関の物語をたどる

-美保神社と青石畳通り|港町を歩く

-皆生温泉・美保関・大山|海と温泉と神話を巡る3日間

-美保館|海と祈りの町、美保関に泊まる

美保関の宿に泊まる

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この町へと向かう静かな路について

-神仏の通ひ路|松江と美保関をつなぐ、静かな水辺の道

さらに東へ進むと、鳥取の海へとつながっていきます

-皆生温泉|日帰り温泉「汐の湯」
-夢のようで、少しこわい|鳥取の日本海と白兎神社の記憶