山陰の郷土料理は、神話や文化の伝承とともに、それぞれの土地に引き継がれています。
海のそばでは、恵比須の神話とともに、漁師町の営みが続き、湖のほとりで取れるやまとしじみもまた、出雲国風土記の中に登場します。
そして、神の集まる地では、そばが受け継がれてきました。
のどぐろは、そのすべての土地に、煮つけや塩焼きとして、自然に広がっています。
このページでは、郷土料理を、山陰の風景とともに体験できる宿を紹介します。
Contents
① 蟹料理を味わう宿

冬の日本海は、どこか荒々しく、しかしその奥には、豊かな恵みを抱えています。
その海から届く蟹は、この土地の冬の時間そのもの。
湯気の立つ食卓と、波の音が重なる夜。
海に近い宿で味わう蟹は、冬の日本海と共にある忘れがたい記憶として残っていきます。
美保関(みほのせき)や境港では、恵比須の信仰とともに、海の恵みが今も大切にされています。

蟹料理を味わえる宿
-日本海の海を望む皆生温泉の老舗宿5選
-美保館|海辺の町で出会う文化財の宿
② しじみを味わう宿

宍道湖(しんじ湖)の朝は、静かに始まります。
湖にはしじみ漁の船が浮かび、その恵みは日々の食卓へと運ばれていきます。
しじみの出汁が広がる味噌汁は、体の奥にゆっくりと染みわたる味。
湖のほとりで過ごす時間とともに、そのやさしさが、より深く感じられます。


しじみを味わえる宿
-宍道湖の夕日を眺める宿6選|水の都・松江で泊まる静かな時間
-松江の陰影を感じる宿5選|小泉八雲の面影が残る城下町に泊まる
③ 出雲そばを味わう宿

神々が集まるといわれる出雲。
その土地でいただくそばは、どこか凛とした空気をまとっています。
参拝の前後に過ごす、静かな時間の中で味わう一杯。
それは、祈りの流れの一部のようにも感じられます。
出雲のそばは十割そば。
つなぎを使わないため、そば本来の風味が濃く感じられます。

出雲そばを味わえる宿
【PR】出雲大社周辺の宿を見る④ のどぐろを味わう宿

白身の魚でありながら、しっかりと脂がのったのどぐろ。
高級魚として知られるのどぐろですが、山陰の多くの宿でも、郷土料理として静かに受け継がれている存在です。
どこかの宿で出会うその一皿は、その土地で過ごした時間とともに、記憶の中に残っていきます。

のどぐろを味わえる宿
-宍道湖の夕日を眺める宿6選|水の都・松江で泊まる静かな時間
-三朝温泉|世界屈指のラドン泉で体を整える 源泉かけ流しの湯5選
【PR】山陰の宿を見る