山陰へ向かう寝台特急サンライズ出雲

山陰の旅の入口|サンライズ出雲と伯備線

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夜の東京を出発。翌朝、目を覚ますと山陰へ。

寝台特急「サンライズ出雲」は、現在日本でほぼ唯一の定期寝台列車です。

夜の東京を出発し、眠っている間に、西へ向かう。

朝、目を覚ますと、窓の外には山陰の山々と川の流れが広がっていました。

サンライズ出雲での旅は、「眠っている間に旅が始まる」特別な時間です。

朝の米子駅に到着した寝台特急サンライズ出雲
△米子駅に到着した寝台特急サンライズ出雲。

夜のあいだに列車は西へ進み、
岡山から中国山地を越える伯備線へ入ります。

サンライズ出雲の車窓から眺める山陰へ向かう朝の風景
△夜を走り続けたサンライズ出雲。朝の車窓には、山陰へ続く穏やかな風景が広がっていきます。
伯耆溝口周辺に広がる田園風景と日野川
中国山地の原風景:鬼伝説で有名な「伯耆溝口(ほうきみぞぐち)」周辺。(「鬼っ子ランド」についてはこちらの記事で紹介しています。)
日野川沿いに残る旧日野橋の記念碑
△日野川のほとりに残る旧日野橋の記念碑。伯備線とともに、この土地の往来を見守ってきました。

岡山から米子へ向かう伯備線(はくび線)は、中国山地と日野川に沿って走る山岳路線です。

朝の車窓には、深い山々や川沿いの風景が広がり、日常から少し離れた静かな旅の時間を味わうことができます。

ヨーロッパなどでは、オリエント急行のような寝台列車文化が今も残っていますが、日本では、「サンライズ出雲・瀬戸」が、現在ほぼ唯一の定期寝台列車になりました。

(伯備線については、「水の記憶― 山陰地方へ向かう、伯備線沿線の魅力 ―」の記事でも紹介しています。)

サンライズ出雲の車内通路
△静かな灯りに包まれたサンライズ出雲の車内。夜行列車ならではの特別な時間が流れます。

「サンライズ出雲|夜の松江駅から始まった旅の出会い」の記事はこちら

主な停車駅と到着時間

主な停車駅

東京 → 横浜 → 大阪 → 岡山 (ここから伯備線)→ 倉敷 → 新見 → 米子(ここから山陰本線) → 安来 → 松江 → 玉造温泉 → 出雲市

主な時刻

区間出発到着
東京 → 松江22:269:33
東京 → 出雲市22:2610:00
出雲市 → 東京18:577:08
松江 → 東京19:247:08

※ダイヤ改正等で変更になる場合があります。詳細はJR公式サイトをご確認ください。

個室・のびのび座席について

サンライズ出雲ののびのび座席
△横になって過ごせる人気の「のびのび座席」。車窓を眺めながら朝を迎えることができます。
サンライズ出雲のサンライズツイン個室
△2人で利用できる「サンライズツイン」。ゆったりとした空間で、夜行列車ならではの旅を楽しめます。

サンライズ出雲には、

・シングルデラックス
・シングル
・ソロ
・サンライズツイン

などの個室があります。

また、特急券と指定席券のみで利用できる「のびのび座席」も人気です。

※のびのび座席は、寝台料金が不要。
乗車券・特急料金に加え、指定席料金530円で利用できることから、
「一度寝台列車に乗ってみたい」という人にも人気があります。

サンライズ出雲のシングル個室
△一人旅に人気のシングル個室。静かな車内で、自分だけの時間を過ごせます。

のびのび座席とは

のびのび座席は個室ではありませんが、
カーペット敷きになっており、横になって休むことができます。

サンライズ出雲ののびのび座席
△人気の「のびのび座席」。カーペット敷きのスペースで横になって過ごせるため、寝台列車を気軽に体験したい方にも人気があります。

頭の部分は隣から見えにくい構造になっており、
通路側にはカーテンもあります。
毛布が1枚付いていますが、枕はないため、
荷物や服を枕代わりにすると快適です。

シャワー室(320円)、ラウンジ、自動販売機も利用できます。

のびのび座席では、かつての「ムーンライトながら」や大垣夜行のような、
夜行列車ならではの旅情を味わうことができるかもしれません。

料金の目安

・シングルデラックス:約13,980円
・シングル:約7,700円
・サンライズツイン(2名分):約15,400円

※乗車券・特急券等が別途必要です。
※時期や空席状況によって変動する場合があります。

サンライズ出雲は予約が難しいことも

サンライズ出雲は人気が高く、特に個室は予約開始直後に埋まることもあります。

各旅行会社では、宿泊とセットになったツアープランも用意されています。
「寝台列車に乗ってみたい」「宿もまとめて予約したい」という方には、ツアー利用もおすすめです。

サンライズ出雲を利用した旅プランの紹介

サンライズ出雲を気軽に体験したいなら

・近畿日本ツーリスト(のびのび座席プラン)

温泉地や観光地もまとめて巡りたいなら

・JTB(シングル個室・ガイド付きツアー)

新幹線・特急やくもで山陰へ向かうなら

サンライズ出雲だけでなく、手軽に新幹線と特急「やくも」を利用して山陰へ入る方法もあります。

新しくなった特急やくもの外観
△中国山地の山あいの駅に停車する特急やくも

新幹線で岡山駅まで向かい、そこから特急やくもに乗り換えるルートも、山陰への代表的なアクセス方法です。

2024年にデビューした新型やくもは、座席や車内設備も一新され、ゆったりとした旅を楽しめます。

新型やくもの車内のひろびろした座席の様子。
△2024年にデビューした新型やくもの車内。長時間の移動でも快適に過ごせます。
山陰を走る特急やくもの車内シート。
△各座席にはテーブルやコンセントなどが備えられています。

伯備線では、中国山地や日野川沿いの風景が車窓いっぱいに広がります。

伯耆溝口駅周辺

・日本旅行(新幹線+特急やくも利用)

新幹線や特急と宿をまとめて予約できるプランが充実しています。

初めて山陰を訪れる方や、移動と宿を一度に手配したい方におすすめです。

・NAVITIME Travel(JRチケット単体予約)

新幹線や特急のチケットを個別に予約したい方はこちら。

宿は自分で選びたい方や、自由に旅程を組みたい個人旅行にも便利です。

山陰の旅はここから広がる

伯備線を抜けると、山陰の分岐駅・米子に到着します。
→ 山陰の分岐駅・米子|大山・境港・松江へ広がる物語の交差点

その先には、それぞれ異なる景色が広がっています。

宍道湖のほとりに広がる水の都。
小泉八雲が愛した城下町です。

→ 松江の街と陰影の文化

日本最古とも言われる美肌の湯。
出雲神話とも関わりの深い温泉地です。

玉造温泉|神の湯と呼ばれた日本最古の温泉地

日本神話の中心とも言われる神社。
古くから縁結びの神様として信仰されています。

→ 出雲大社参拝におすすめの宿5選|祈りのそばで泊まる時間

大山

中国地方最高峰の霊峰。
古くから信仰の山として知られています。

大山寺とレイライン|富士山・出雲大社を結ぶ祈りの線

・温泉街に泊まる
・湖のそばで過ごす
・港町に泊まる
・山のふもとで静かに過ごす

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