夜を走り続けた列車が、朝の山陰にゆっくりと滑り込んできます。
寝台特急サンライズ出雲。
東京から山陰を結ぶ、日本で数少ない夜行列車です。
思い出~2024夏 突然の運休
出雲から伯備線に乗る予定でしたが、その日は突然の運休。
宍道(しんじ)駅までの電車が止まり、タクシーで松江駅まで移動することになりました。
松江駅に着くと、駅員さんから「今のところ復旧のめどが立たないので、次に来たどの特急に乗ってもらってもいい」と案内されました。
サンライズ出雲現わる
しばらくホームで待っていると、見慣れない列車がゆっくりと入ってきました。
寝台特急 サンライズ出雲 です。
各駅停車の電車はホームに入ってはいるものの、何かの事情で出発のめどがたたないとのこと。
迷わずその列車に乗り込みました。
※サンライズ出雲の詳細については「山陰の旅の入口|サンライズ出雲と伯備線」の記事で紹介しています。
旅の出会い

サンライズ出雲は完全指定席の寝台列車。
特急列車の切符は持っていたものの、私は中に入ることはできません。
デッキで松江からの時間を、外を眺めながら過ごしていました。
すると、千葉出身の男性と話をする機会がありました。
今は東京で観光バスの運転手をしているそうで、「サンライズ出雲に乗ってみたかったんだ」と気さくに話してくれました。
安来(やすぎ)に親友がいること、鎌倉のホテルで働いていたこと、そして宍道湖の夕日の写真も見せてくれました。
旅友との出会い
そのあとLINEを交換したのですが、私が携帯電話を何度も落として壊してしまい、連絡先がわからなくなってしまいました。
もしこの記事を読むことがあったら、またいつか山陰で会えたらうれしいなと思っています。
あの日、偶然乗り込んだサンライズ出雲。
山陰の旅は、いつも計画通りにはいきません。
けれど振り返ると、予定が崩れた日ほど、忘れられない記憶として今でも残っています。
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