米子駅から、出雲への小さな旅
米子駅前には、まるで銀河鉄道を思わせるような蒸気機関車のモニュメントがあります。
旅行のわくわくは、きっと宇宙にまでも届きます。

米子駅で山陰のおいしいものを買う
改札へ向かう前に立ち寄ったのは、おみやげ楽市。
山陰のお菓子や地酒だけでなく、お弁当や地元の飲み物も並びます。
今回は、境港のかにおにぎりと、以前から気になっていた「出雲生姜じんじゃエール」を買ってみました。

出雲生姜じんじゃエールを買ってみました
「じんじゃエール」の”じんじゃ”は、生姜(ジンジャー)だけではありません。
出雲市斐川町にある万九千神社(まんくせんじんじゃ)にちなんだ名前でもあります。
神在月には全国から集まった八百万の神々が最後に宴を開き、それぞれの国へ帰る前に立ち寄る神社と伝えられています。
ラベルにも、その由来が紹介されていました。

やくもの車内でいただきます
やくもの車内で、かにおにぎりとじんじゃエールをいただきました。
旅の途中に食べる駅のおにぎりは、なぜかいつもよりおいしく感じます。

宍道湖を眺めながら走る
しばらくすると、宍道湖が見えました。
湖の向こうには山々が連なり、しんじ湖温泉のホテルや旅館が立ち並んでいます。

風が吹き抜ける出雲平野
宍道湖を過ぎると、一面に広がる田んぼ。
このあたりは風の通り道になっていて、稲が波のように揺れていました。
そして驚いたのはシラサギの多さです。
この日だけでも二十羽ほど見かけました。
田んぼで餌を探す姿や、列車と並んで飛ぶ姿。
こうした何気ない風景になぜかほっとします。


出雲で立ち寄りたい藤増ストア
出雲へ来ると、いつも立ち寄るお気に入りのお店があります。
それが藤増ストアです。
地元では普通のスーパーですが、お寿司売り場はまるで回転しない寿司店のよう。
その日に大社漁港などで水揚げされた魚が並びます。


藤増ストアでは、その日に水揚げされた新鮮な魚が並んでいました。
山陰まで行けない方でも、旬のお刺身を自宅で楽しめるセットがあります。
出雲の茶わん蒸しは少し甘め
一緒に購入した茶わん蒸しも、出雲らしい味でした。
出雲地方では再仕込み醤油がよく使われていることもあり、ほんのり甘みを感じます。
さらに春雨が入っているのも特徴で、このやさしい味が昔からお気に入りです。

旅の途中で見つけた、かわいらしいおみやげ
米子駅のおみやげ売り場では、どじょうすくい饅頭も購入しました。
安来節のどじょうすくい踊りをモチーフにした山陰の定番銘菓ですが、開けてみるとハート型のパッケージに入っていました。
縁結びの地・出雲っぽいデザインもかわいらしく、旅の思い出に残るおみやげになりました。



やくもは移動そのものが旅になる
岡山と山陰を結ぶ特急やくも。
車窓には宍道湖が広がり、風に揺れる田んぼが続き、ときどきシラサギが飛び立ちます。
米子駅で買ったおにぎりを食べながら、出雲生姜じんじゃエールを飲み、出雲で地元のお寿司を味わう。
目的地だけでなく、その道のりも楽しめる列車です。
