米子駅ホームに設置された雲形の駅名標

山陰の分岐駅・米子|大山・境港・松江へ広がる物語の交差点

米子駅

米子駅(よなご)は、山陰本線・伯備線・境港線が交わる山陰の交通拠点です。

リニューアルされた駅舎は明るく開放的で、大山、境港、松江、出雲へ向かう旅の出発点となっています。

リニューアルしたJR米子駅の外観

それぞれ違う方向へ、山と海、そして湖へと分かれていく、山陰の小さな交差点のような駅です。

米子駅から旅を広げるなら

米子駅から大山、境港、皆生温泉、鳥取方面へ向かうなら、列車やバスに加えて、レンタカーで巡る旅も便利です。

特に大山や日本海沿いの道、鳥取方面へ足を延ばす場合は、自分のペースで寄り道しながら進むことができます。

米子駅前にあるニッポンレンタカー

Contents

  1. 朝の米子駅
  2. 大山へ向かう道
  3. 境港線と鬼太郎列車
  4. 港町・境港
  5. 夜の米子駅
  6. 東へ、鳥取へ

1. 朝の米子駅

米子駅の自由通路から見た駅前
△ガラス越しに朝の米子駅前の街並みが見えます。
米子駅のおみやげ店「おみやげ楽市」
△駅構内には「おみやげ楽市」があります。

ここでは

  • 因幡の白うさぎなどの山陰銘菓
  • 地ビールや日本酒
  • 特急やくもグッズ

などのおみやげが購入できます。

米子駅の発車案内板
△米子駅の発車案内。

松江、出雲、境港、岡山へと旅は別れていきます。

朝の米子駅に停車する特急やくも
△この日は、特急やくも3号出雲市行きに乗車しました。
新しく生まれ変わった特急やくものロゴマーク
△やくものロゴマーク。特急やくもは岡山と山陰をつなぎます。
駅ホームに停車する寝台特急サンライズ出雲
△東京と山陰を結ぶ寝台特急サンライズ出雲。夜を走り続け、朝の山陰へと旅人を運びます。

朝の米子駅に、オレンジ色の列車がゆっくりと滑り込んできます。

東京から夜通し走ってきた、寝台特急サンライズ出雲です。

長い夜を越えて山陰へたどり着く列車。

米子駅は、そんな旅の始まりや途中の風景に出会える場所でもあります。

山へ、海へ、湖へ。

山陰の旅は、この駅からさらに広がっていきます。

山陰の旅の入り口

-山陰の旅の入口|サンライズ出雲と伯備線
-水の記憶― 山陰地方へ向かう、伯備線沿線の魅力 ―

2. 大山へ向かう道

米子市内から見た雪化粧の大山
△晴れた日には、米子のまちから美しい大山の姿を望むことができます。

米子駅から車やバスで50分ほどで、米子市内や日本海を一望できる大山の麓の駐車場へたどり着くことができます。

日本海側にそびえるこの山は「伯耆富士(ほうきふじ)」とも呼ばれ、山陰の象徴のような存在です。

この土地の物語

-大山寺とレイライン|富士山・出雲大社を結ぶ祈りの線
-メルキュール鳥取大山リゾート&スパ|大山を望む高原リゾート

3. 境港線と鬼太郎列車

米子駅から伸びている境港線は、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪が描かれた6種類の列車(鬼太郎列車)が走ることで有名です。

米子駅0番線ホームの案内表示

↑階段を降りると、こんな目印が見つかります。
妖怪の国へと誘われているかのようです。

猫をモチーフにした米子駅ホームの装飾

よにゃ~ご駅のサインが左手に見えます。

鬼太郎デザインが描かれた米子駅ホームの階段
△ホームの階段にも鬼太郎の世界。境港へ向かう旅気分を盛り上げてくれます。

0番線は目玉のおやじがお出迎え。ねずみ男が階段に描かれています!

米子は妖怪の世界では、「ねずみ男駅」と名付けられています。

米子駅に停車する砂かけばばあ列車
△境港行きの鬼太郎列車のひとつ、砂かけばばあ列車。

すなかけばばあ列車に出会えました。

米子駅に停車するねずみ男デザインの列車

始発が米子駅になるので、座ってのんびり、境港駅(きたろう駅)までの時間を楽しめます。

4. 港町・境港

終点は境港市港町
・水木しげるロード
(夜の水木しげるロードはよりミステリアス!おすすめです。)

夜の水木しげるロードにあらわれる妖怪影絵アート


・海鮮
・漁港
をのんびり楽しむのはどうでしょうか。

水木しげるロードの先には、港町らしい時間や、岬の町へ続く風景も待っています。

紅ズワイガニといくらがたっぷりのった海鮮丼
△日本海の恵みを盛り込んだ一杯。港町ならではの味覚を楽しめます。

この土地の物語

-島根・美保関|日本海を望む岬の町と恵比須の伝承
-美保館|海と祈りの町に残る文化財の宿
水木しげるロード~昼と夜を歩く|夕暮れの境港と、妖怪たちが集う夜

5. 夜の米子駅

米子駅前でひときわ目を引くのが、「米ッ子合掌像」と呼ばれる大きなモニュメントです。

「米」の文字をイメージした造形で、両手を合わせた合掌の姿にも見えます。

夜になるとライトアップされ、昼とはまた違った表情を見せてくれます。

夜の米子駅前でライトアップされた米ッ子合掌像
△米子駅前のシンボル「米ッ子合掌像」。夜にはライトアップされ、駅前に印象的な光景が浮かび上がります。

米子駅の周辺には、夜になると居酒屋や魚介、地鶏のお店の灯りがともります。

山陰の分岐駅である米子は、通り過ぎるだけではもったいない町です。

列車を降りたあとに、駅前を少し歩いてみる。

そんな時間もまた、旅の一部になるように思います。

米子駅前から続く飲食店街のある通り
△駅前には居酒屋や飲食店が並びます。列車の待ち時間に立ち寄るのもおすすめです。
夜の米子駅前に並ぶ魚介料理店や居酒屋の明かり
△米子駅前の夜。境港から届く魚介を楽しめる店など、駅の周辺にはさまざまな飲食店が並びます。
米子駅前の夜に提灯が灯る焼肉酒場と飲食店街
△提灯や看板の灯りが並ぶ夜の米子駅前。気軽な居酒屋から山陰の味を楽しめる店まで、歩いて選ぶのも旅の楽しみです。

また、駅前の市バス乗り場からは、日本海から湧く温泉として知られる皆生温泉へ向かうこともできます。

米子の町を起点に、海辺の温泉へ足をのばしてみるのもおすすめです。

皆生温泉へ向かう途中、こんな楽しみも。

皆生温泉近くにある回転すし北海道の店舗
△皆生温泉近くの「回転すし北海道」。休日には駐車場がにぎわう、米子で人気のお寿司屋さんです。

「北海道」という名前ですが、米子で親しまれている回転寿司店。休日には県外ナンバーの車も多く、駐車場がにぎわっているのをよく見かけます。

山陰まで来たなら、やっぱり魚が食べたい。そんなときに気軽に立ち寄れる一軒です。

-日本海の海を望む皆生温泉の老舗宿5選

さらにそのまま東へと車を走らせると、夜の海沿いを進む静かな道が続いていきます。

青い青い海|日本海を眺める夜の逃避行
鳴り石の浜 「からころ」と”よく鳴る”よくなる縁起のいい浜

6. 東へ、鳥取へ

米子駅から東へ向かう山陰本線では、鳥取方面へ向かう列車に乗ることができます。

タイミングが合えば、名探偵コナンのラッピング列車に出会えることも。

冬の日のJR米子駅に停まる名探偵コナンのラッピング電車
△冬の米子駅に停車する名探偵コナンのラッピング列車。

鳥取県は「まんが王国とっとり」としても知られ、水木しげるさんや青山剛昌さんなど、多くの漫画文化が息づく土地です。

△怪盗キッドとコナンが描かれたラッピング列車。

この列車に乗れば、

北栄町の青山剛昌ふるさと館、

鳥取市、

さらに白兎神社や鳥取砂丘へと旅を続けることができます。

この土地の物語

-名探偵コナンのふるさとへ|由良川と北栄町を歩く
-夢のようで、少しこわい|鳥取の日本海と白兎神社の記憶
-三朝温泉|世界屈指のラドン泉で体を整える 源泉かけ流しの湯5選

山陰の物語はここから広がる

米子駅は
山へ
湖へ
海へと
物語が広がる場所です。

・大山寺とレイライン|富士山・出雲大社を結ぶ祈りの線
・皆生温泉に泊まる|海から湧く湯と、静かな温泉街を歩く旅

この先を読む

・青い青い海|日本海を眺める夜の逃避行
・鳴り石の浜 「からころ」と”よく鳴る”よくなる縁起のいい浜
名探偵コナンのふるさとへ|由良川と北栄町を歩く
・特急やくもで米子から出雲へ|宍道湖・田園風景・地元グルメを楽しむ列車旅
・松江の街と陰影の文化
・宍道湖湖北線の夜|孤独旅のドライブ
・出雲キルト美術館と木綿街道|水の記憶をたどる旅
・足立美術館・清水寺を巡る安来の旅
・境港から美保関へ|海を望む岬の町
水木しげるロード~昼と夜を歩く|夕暮れの境港と、妖怪たちが集う夜